ラーメンの分類

麺と同等以上に重要視されているのが汁(スープ)で、汁には極めて多くの種類があるため、ラーメンを汁により分類することが一般的である。各ラーメン店は汁(スープ)採り方、材料にこだわりをもっているのが常識であり、各店独自の工夫を凝らすことで様々な個性を出している。そのため、それぞれそのほとんどの店舗が汁(スープ)のレシピ、作り方は秘密としており、お店紹介の為にメディアにでても、そのレシピを紹介する店はほとんどないであろう。 汁に使われる、タレの種類や出汁の種類などにより大小様々に分類されうる。またその分類がそのラーメンの地域性にもなっていることが多い。各地域毎のラーメンは#おもな各地方のラーメン節を参照。 自由に発展した料理であるため、多様なバリエーションが存在し、広義ではラーメン類とされることもある。狭義ではスープに浸かった通常のラーメンとは区別されるものもある。 ○出汁の種類による分類 豚骨ラーメン 豚骨を使用し、白濁したスープが特徴。白に茶色が掛かった物や黒ゴマ豚骨という黒いものもある。豚骨ラーメンが一般的でない地域においては、「豚の軟骨(部位で作ったチャーシュー)をトッピングしたラーメン」を指す場合もある[要出典]。 豚骨醤油ラーメン 白濁した豚骨スープに醤油のタレを加えたもの。上記の醤油ラーメン・豚骨ラーメンのどちらにも分類可能ではあるが別個のジャンルとされることが多い。 魚介系ラーメン 鰹節を始めとした魚介類をベースとしたラーメン。 和風ラーメン うどん・そばなどの和風だしをベースに、少量の油を浮かせるなど多少のアレンジを施したもの。かつては日本の大衆食堂でよくみられた。 ○タレの種類による分類 醤油ラーメン 醤油味のスープのラーメン。広く主流となるオーソドックスな味で、鶏がらや野菜をベースとしたあっさりから、豚骨をベースのこってりとした物まで幅が広い。魚介系の出汁や、醤油を味醂などと合わせて煮る事もあり、地域性を反映している(後述の#おもな各地方のラーメン節を参照)。 塩ラーメン 塩によって味付けされたスープのラーメン。他の味に比べて、スープ材料の味がストレートに出る。実際の所、他のラーメンと比較して塩が多く入っているわけではない。あっさりした味付けの清湯(透き通ったスープ)あるいは白湯仕立てにする分、塩の味が引き出されるためである。 味噌ラーメン 味噌によって味付けされたスープのラーメン。昭和30年代の札幌で誕生した比較的新しいラーメン。もともと味噌は具のバリエーションのひとつとして登場し、それをいつしかスープに溶かして出すようになった。こってりとした物が多い。 坦々麺 花椒とラー油など辛みをきかせたスープのラーメン。 もともとは中国四川省で小腹がすいたときに食べる俗にいうファーストフードの一種だった。天秤棒で担いで売り歩いていたため「担担麺」と名付けられた。スープを持ち歩くのは困難なことから、もともとは汁のないものだった。

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